エアアジア大阪便就航へ、インドはより身近に

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マレーシアのLCC、エアアジアがいよいよ大阪便を就航させるようだ。早ければ年内にも飛び始めるのではないかと期待される。昨年の羽田便就航時に「いずれは大阪、福岡にも乗り入れたい」とトニー・フェルナンデスCEOは意欲を見せていた。今年春(3月末)にも大阪便について、マレーシア政府にすでに申請済みで、認可待ちの状態であることを明言していた。

エアアジアが関空-KLを結べば、KL(クアラルンプール)-インド各都市との乗り継ぎで、大阪-インド往復5万円台が可能になる。大阪便就航を見越して?というわけでもないが、すでにこの春羽田発のインド往復を経験しておいた自分としてはとても待ち遠しい。これなら勢いでパッと行ってこれる値段だ。問題は乗り継ぎだ。KL-DELHIなどはほぼ毎日あるし、コルカタ他各都市も週に何日も飛んでいるが、KLでの待ち時間が長いと結構つらい。KLのLCC専用ターミナルにはマックやスタバなどのほか、ちょっとした食事を取れる場所やカフェがいくつもあり、各店内ではWIFIも利用可能だ。お店に入らなくても出発ロビーなどにベンチが十分すぎるほどあった。

荷物を空港に預けられるので市内に遊びに行くのも一つの方法だが、クアラルンプールは都会で、KLセントラルと呼ばれる中心地は日本のターミナル駅のような雰囲気で、それほど面白くないかも?バスは市内まで8MYR(1MYR=27円)で約1時間、電車だと30分で着くが30MYR以上かかった。しかし交通事情に影響されないので時間が読みやすい。なお、LCCターミナルでは時間帯によっては空港で出発便が重なり、イミグレーションで大行列ができて搭乗時間に間に合わなくなることがあるので、早めに出国手続きを済ませた方がよい。ギリギリに空港に戻ると冷や汗をかく羽目になることも(事実そういう搭乗客を見かけた)。

もしKLに立ち寄ったついでに何泊か滞在しようと思うなら、安宿街はKLセントラルから電車で1駅でPASAR SENIという駅があり、駅前から徒歩10分程度のところに安宿の集まっているエリアがある。ツーリストも多く、夜は観光客向けの露店街のようなものも出る。自分が宿泊したTOURIST INNではAC付きバストイレ共同の小さな部屋で34MYR(約1000円)だった。食事は安くておいしい。中華と他の東南アジアの国の味覚が合わさっているので、何を食べても日本人の舌に合うので心配ない。1食10MYR以内で食べられる。