2011年

3月

25日

ビハール:テロで学校が吹き飛ばされる地

マオイスト、学校施設を爆破

 

インドでマオイスト、といえばナクサル、もしくはナクサライトと呼ばれる極左テログループを指す。元々西ベンガル州の小作農たちの土地解放運動が出発点で、毛沢東主義などに感化されて政治運動に発展したそうだ。北はビハール、西ベンガルからオリッサ、南はアンドラブラデーシュにかけて主にインド東岸の貧しい地域を中心に支持者を増やして勢力を拡大している。活動内容はずばり、テロ活動だ。

 

インドでたまたま読んだHindustan Timesの切りぬきから引用すると、、近年ビハール州では学校を狙った爆破を繰り返し、すでに80もの学校施設がダイナマイトで爆破されたそうだ。学校が狙われるのは、単にそこが子どもの勉強の場というだけでなく、選挙の投票所や地域コミュニティの集会場所だったり、住民の健康チェックキャンプが開かれるなど、彼らが抵抗する州政府の行政施策の展開場所となってるいるためらしい。今のところ人のいない夜間を狙って行われることが多いので犠牲者はほとんどいないという。

 

とはいえ、記事を読むと本当に泣きたくなる。ただでさえ貧しいと言われ行政予算が恒常的に不足しているビハール州で、せっかく建てた学校が一瞬で吹き飛ばされる。住民の無力感は相当なものだろう。

 

ちなみに学校の建設にかかる費用は、小学校で90-120万Rs-、middle school(中学校?)で250万Rs-、Secondary school以上になると500万Rs-以上と紹介されている。