2011年

3月

30日

三女の悲劇

→妻が三人目の娘を産んだことに夫が激高、絞殺

 

前回の、→姉の夫と結婚させられそうになった妹とも同じ背景がありそうな事件だ。病院で妻が出産し、ナースから女の子と聞かされた農夫の夫が怒り狂って母子棟に乱入し、わが子を見つけるやいなや首を絞めて殺した。農夫にはすでに娘が二人いたという。

 

「娘を3人持つとどんな金持ちでも破産する」と言われるインド。インドでは女の子は大きな借金を抱えて生まれてくる。ダウリという借金だ。だから女の子は望まれて生まれてこない。統計を見ると男女の人口のバランスが取れていない。中絶と恐らく今回のように嬰児殺しが行われるのだろう。たとえ生まれてきても男の子よりも自然と扱いが低くなる。一方でハリヤナ州などでは嫁不足が深刻で、他の州の貧しい家庭から逆にお金を出して嫁を買ってくると言う。それでもダウリをやめないインド。暗澹たる社会病理だ。